森林イッヌ・画「マンガ 下ヨシ子の実録ほんとにあった心霊体験」(2024年6月30日初版第一刷発行)
・「はじめに」
・「chapter 1 マンガ スマホの写真に映る怨念」
ショウコは普通の女子高生。
今時の娘のように、彼女はスマホで自分の写真を撮るが、十枚に一枚ぐらい、ヘンな男が写り込む。
更に、彼女は最近、少しのことで感情を爆発させたり、ネガティブになったりと性格が悪くなっている。
そんな彼女の前に「知識」と名乗る猫耳ヘアで和服の娘が現れる。
彼女はスマホの写真は心霊写真だと教えるが、写真に写る男の正体は…?
・「ほんとにあった心霊体験@」
流産、そして息子が自閉症に……想像を絶する生霊の恐ろしさ
・「chapter 2 マンガ 親子トラブルの原因、姿を現した未成仏霊」
ショウコの母親は飼い猫の死を悲しみ、実家に帰っていた。
そのため、マンションには彼女と父親だけのはずだが、二人が留守の間に何度も、母親のリップスティックで畳に落書きをされる。
ショウコが訝っていると、「知識」が現れ、これは未成仏霊の仕業だと話す。
父親の昔の恋人に「アケミ」という女性がいたのだが…。
・「ほんとにあった心霊体験A」
生霊が未成仏霊を呼び、恐怖の心霊体験が次々と…
・「chapter 3 マンガ 座敷童子が見える少女と背後に映る座敷童子」
ショウコの親友、ミホの家には座敷童子がいるという。
なんでも彼女の兄が妖怪スポット巡りをした際に着物を着たような女の子が付いてきたらしい。
ミホは座敷童子に水とお菓子を毎日、お供えするが…。
・「ほんとにあった心霊体験B」
原因不明の頭痛は幼くして亡くなった兄からの叫びだった!
・「chapter 4 マンガ 悲しみを乗り越えてペットの死後の世界」
ショウコの母親がマンションに帰ってくる。
だが、ペットロスからいまだ回復していなかった。
ショウコは母親に「知識」を引き合わせ、慰めてもらおうとする。
「知識」の語る、ペットたちの死後の世界とは…?
・「ほんとにあった心霊体験C」
亡き夫からの“霊界からの愛のメッセージ”
・「霊に関する用語辞典」
・「おわりに」
YouTuberとして活躍中の霊能者、下ヨシ子先生。
かなり大まかに説明いたしますと、「六字明王」に44歳の時、出会って、霊能者として開眼し、テレビの心霊番組で活躍した後、宗教法人「肥後修験総本山 六水院」を開基した御方とのことです。
2020年2月からはYouTubeでの活動を本格化させ、大きな反響を呼びますが、本書はYouTubeで紹介した内容を読みやすいよう漫画にまとめたものです。
テーマは章ごとに「生霊」「未成仏霊」「水子」「ペットの霊」を扱い、章の終わりには下ヨシ子先生に救われた方の体験談が載せられております。
巻末には「霊に関する用語辞典」もあり、これを一冊読めば、霊に関する基本的な知識は得られるのではないでしょうか?(個人的に腑に落ちない点がありますが、まあ、私には霊能力はなさそうなので、実際の所はわかりません。)
と、まあ、内容的には見所がある本だと思うのですが、肝心の漫画が.イマイチなんです。
漫画を担当した森林イッヌさんは美術の専門学校を卒業してはいるものの、本職の漫画家ではありません。
頑張って描いていることは伝わりますが、全体的に絵柄が不安定、かつ、スカスカで、素人目から見ても、デッサンがおかしいところが幾つかあります。
加えて、脱力的な表現もあり、あっけにとられた時(?)の棒人間のコマには開いた口が本当にふさがりませんでした…。
何故にプロの漫画家を雇わなかったのでしょうか?
余裕がなかったから? それとも、縁故で描いてもらうことになったとか?
機会があれば、お話を伺いたいものです。
2026年6月22・23日 ページ作成・執筆