坂上泰夫「密殺百面相」(200円/1964年3月5日発行)

「江戸時代。佐渡の金山。
勘五郎は坑内で監視役の佐久間太兵エの腹につるはしを叩き込んで殺してしまう。
このまま、打ち首になるよりは自殺しようと彼は坑道の柱を破壊し、落盤を起こす。
この落盤で罪人四人が亡くなるが、勘五郎は死なず、しかも、監視役の佐久間を助けようとしたと誤解され、無罪放免される。
思いがけぬ僥倖に勘五郎は喜んで江戸に帰るものの、彼には監視役の佐久間と四人の罪人の亡霊が取り憑いていた。
その霊と縁のある人間には勘五郎の顔がその霊の顔に視え、それを利用して彼は霊の恨みを晴らしたり、願望を叶えていく。
一方、彼には佐久間太兵エの妻の霊がつきまとっていた。
彼女には勘五郎の顔が太兵エに見えているらしい。
彼は徐々に彼女に想いを寄せるようになるが…」
これは今、読んでも、かなり面白いです!!
原作はあるのでしょうが、妙ちくりんなストーリー展開に、皮肉なラストもとても上手い。
後は、これがもっと絵心のある漫画家の手によるものだったら…という、毎度毎度の感想になります。
・備考
ビニールカバー貼り付け。糸綴じあり。
2026年5月30日 ページ作成・執筆