しきはるみ「継母怪猫」(220円)



「杉野家に継母として嫁いできた立花俊子は大の猫きちがい。
 タマという子猫を目に入れても痛くない程、溺愛し、家族は二の次。
 毎日食事は魚料理ばかりだし、食べ方はペチャクチャ汚いし、妹の康子は継母のことを嫌う。
 康子は元凶はタマにありとにらみ、タマを捨てようとしたり、嫌がらせをしたりするが、なかなかうまくいかない。
 継母とタマと間に隠された秘密とは…?」

 え〜っとですね、「継母怪猫」というタイトルに全てが言い表されております。
 そのものズバリの内容です。
 ただし、何故継母が猫なのかという説明が一切ありません。明らかに、説明を放棄しております。
 見所は、継母がネズミや鶏の首をかじるシーンです。ほんま、それだけです。(あと、やけに濃いジャケット・イラストも味わい深くあります。)

・備考
 読み癖あり。本文、シミ、切れ、汚れ多し。後ろの遊び紙にテープによる補修あり。

2016年7月18日 ページ作成・改稿


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