いばら美喜「命とり」(220円)
・いばら美喜「命とり」
「S県高月市。
ある男が、妹の自殺に疑問を抱く。
警察は妹が上水道に入水したと判断していたが、死体は見つからず、それに、動機もない。
とりあえず、現場を調べようと、男は上水道が流れ込む洞窟付近を訪れる。
洞窟内部には入られず、大した収穫のないまま、彼が去ろうとすると、その場に男女がやって来る。
様子を見ていると、町にツアーに来た人気歌手の三田輝彦が男の方を射殺。
女も狙うものの、返り討ちにされてしまう。
その後、女は小屋の中へと入っていくが、中には洞窟に降りる階段があり、その下には…。
女が売る、若返りの薬の秘密とは…?」
・及川じゅん(直木征・改め)「ある自殺者」
「広はデザイナー志望の青年。
彼は、女性デザイナーのもとで修業を積んでいた。
しかし、悪友に彼女が宝石を集めていると口を滑らしたことから、宝石泥棒の汚名を着せられてしまう。
警察の手から逃れた彼は悪友に詰め寄るも、悪友にはアリバイを証明する写真があった。
その後も事態は彼にとって悪い方向に進展し、彼は自殺を決意。
ビルの屋上から跳び下りた彼は真実を知るが…」
・備考
ビニールカバー貼り付け。糸綴じあり。pp8・9に食べカスが挟まって、シミ。
2019年10月17日 ページ作成・執筆