「恐怖新聞」(1996年/石井てるよし・監督/つのだじろう・原作)
「本堂祐子は普通の女子高生。
4月15日午前0時、彼女の部屋に突如、新聞が届けられる。
その新聞は「恐怖新聞」で、これから起こることが書かれていた。
新聞の予告通り、奇怪な事件や事故が次々と起こる。
また、「恐怖新聞」が届き始めた頃から、彼女の前に謎の男子高校生が現れるようになる。
彼は鬼形礼の幽霊であった。
祐子は彼から8月12日に彼女は事故で両足を切断して死ぬことを教えられる。
鬼形礼は「強い意志」さえあれば未来を変えられると話すのだが…」
オリジナル・ビデオをDVD化したものです。
円谷映像株式会社が制作を担当しただけあって、SFXには力が入っており、この味のあり過ぎる特撮が本作の目玉でありましょう。
女教師を追いかける謎の首長男はチープながらも、個人的には実に気持ち悪くありました。
また、冒頭、つのだじろう御大がカメオ出演しているのも嬉しいところ。
内容的には寿命が百日縮むといった設定が大して意味がなかったり、鬼形礼がチャラくなっていたりと引っかかる点は幾つかありますが、定価500円ですので、まあ、そんなものではないでしょうか。
2023年10月30日 ページ作成・執筆