わたなべまさこ「幻の女/10月の罌粟」(1992年3月23日初版発行)

 収録作品

「幻の女」(主婦の友社/TOMOコミックス名作ミステリー)
・「10月の罌粟」
「1970年、パリ。
 貧しい医学生のアラン・ノエルは、アメリカの億万長者の息子、チャールズ・ロスチャイルドとの入れ替わりを計画する。
 アランとチャールズはそっくりで、チャールズは二歳の時、母親(既に死亡)と共にパリに来てから、アメリカに住む父親と姉とは面識がなかった。
 アランは恋人のナミット・リリビエを捨て、彼女をチャールズと結びつける。
 そして、二人が結婚する直前、アランはチャールズを殺し、自分が交通事故死したように見せかける。
 結婚式の後、ナミットは真相に気付くが、彼女のお腹にはチャールズの子供がいた。
 アランとナミットはアメリカに渡り、チャールズの父と姉に出会う。
 ナミットは彼らにアランは偽者だと伝えようとするのだが…」
 アイラ・レヴィン(注1)の名作「死の接吻」(1953年)が原作のようですが、未読ですので、詳しいことはわかりません。
 かなり改変されているような気がするのですが…。

・注1
 ホラー好きには「ローズマリーの赤ちゃん」で有名です。

2022年3月20日 ページ作成・執筆

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