古賀新一「白衣のドラキュラ」(1984年10月6日発行/青44)

 収録作品

・「白衣のドラキュラ」(1960年代後半に「週刊マーガレット」連載)
「綾子は肺病で入院中の少女。
 ある夜、同室の由紀子が病院を脱け出した際に、何者かに襲われ、ミイラのようになって、死んでしまう。
 綾子が由紀子の死体に花を供えに死体安置室に降りると、婦長が由紀子の死体を運び出すところを目撃する。
 それどころか、婦長と男の医者は、由紀子の死体を箱に詰め、底なし沼に沈めようとしていた。
 だが、吸血鬼と化した由紀子は綾子を箱の中に引きずり込み、入れ替わる。
 間一髪のところで逃げ出した綾子は、美人女医のユミ先生の屋敷に向かう。
 ユミ先生にかくまわれ、安心したのも束の間、綾子は謎の女吸血鬼と由紀子に襲われる。
 だが、身に付けていた十字架のネックレスで吸血鬼を撃退。
 綾子がユミ先生を探していると、庭にある小屋から異様な音を耳にする。
 その小屋には、巨大な花があり、ツタを伸ばして、綾子に襲いかかってくるのだった。
 綾子の身に次々と降りかかる、奇怪な出来事!!
 この病院とユミ先生にまつわる、恐ろしい秘密とは…?」

・「黒髪の呪い」(ファニー/1968年発行)
「バレエ団のスターの花園美佐は見通しの悪い山道で人身事故を起こす。
 女性をはね、車は崖下に転落、炎上するが、美佐はかすり傷一つせずに済む。
 しかし、轢かれた女性は死亡、その女性は片足が義足であった。
 美佐は近くの旅館に事故を知らせるが、そういう事故はなかったと旅館の主人は話す。
 更に不可解なことに、美佐の車の残骸も消えていた。
 わけがわからないまま、美佐は帰宅するが、急に歩けなくなる。
 その夜、美佐の前に、片足の幽霊が現れる…」
 片足だけ立っている描写がなかなか不気味です。
 「ペーパーハウス 霊少女」(タイトルうろ覚え)という映画をちょっぴり思い出しました。

 「白衣のドラキュラ」は同名の黒枠単行本からの再録、「黒髪の呪い」は「わたしの葬式」(ひばり書房黒枠)からの再録です。

2016年12月18日 ページ作成・執筆

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